羽毛布団を長く使うために
― 当店が考える「本当のメンテナンス」とは ―
「羽毛布団は10年以上使える」と聞いたことがある方も多いと思います。
ですが実際には、
● 5年ほどで暖かさが落ちた
● ボリュームはあるのに、寒く感じる
● 側生地が傷んで羽毛が吹き出してきた
このようなお悩みを抱えて来店される方が少なくありません。
羽毛布団の耐久性は、羽毛の質だけで決まるものではありません。
日々の使い方と、定期的なメンテナンスで大きく差が出ます。

羽毛布団の耐久性を高める4つのポイント
① カバーをこまめに洗う(最重要:ご自宅で出来ることです)
意外に思われるかもしれませんが、長く使うために、
**一番大切なのは「羽毛布団そのもの」ではなく「カバー」**です。
人は寝ている間に、
汗・皮脂・湿気を必ずかいています。
カバーを洗わずに使い続けると、
● 汗や皮脂が側生地に移る
● 羽毛が湿気を含み、傷みやすくなる
● ダウンボールが壊れ、保温力が低下する
という悪循環が起こります。
👉 カバーは2週間に1回を目安に洗濯
これだけでも、羽毛の寿命は大きく変わります。
② 羽毛布団を定期的に洗う(目安:5年に1回)
羽毛布団は「洗えない」と思われがちですが、
正しい方法であれば丸洗いが可能です。
※コインランドリーでも洗えますが、乾燥をしっかりしてください。
5年ほど使うと、カバーでは防ぎきれない湿気や汚れが
少しずつ羽毛内部に蓄積していきます。
当店では、
● 羽毛を傷めにくい専用洗浄
● しっかり乾燥させて、ふくらみを回復
を行うことで、
● 清潔さの回復
● 保温力の回復
● 羽毛の寿命延長
につなげています。
③ 薄くなった部分に羽毛を足す(リフォーム)


長年使っていると、
● 首元 ●胸元 ●足元
など、体がよく動く部分から羽毛が減りやすくなります。
この場合、布団全体を買い替えなくても、
● 足りない部分だけ羽毛を補充
● バランスを整える
ことで、体感的な暖かさは大きく改善します。
④ 側生地が傷んだら仕立て直し(打ち直し)
どんなに羽毛が良くても、
側生地が傷めば寿命はそこで終わってしまいます。
● 生地が薄くなってきた
● 羽毛が吹き出す
● 羽毛の片寄りが激しい
このような場合は、
という選択肢があります。
良質な羽毛であれば、
打ち直しによってさらに10年以上使えるケースも珍しくありません。
耐久性は「羽毛の質 × メンテナンス」で決まります
羽毛布団の耐久性は、
-
ダックか、グースか、マザーグースか
だけで決まるものではありません。
✔ カバーを清潔に保つ
✔ 定期的に洗う
✔ 傷んだ部分を補修する
✔ 側生地を見直す
この積み重ねがあって、
**「本当の意味で長く使える羽毛布団」**になります。
羽毛布団のメンテナンスについて

当店では、羽毛布団の状態を見ながら、
● 洗浄
● 羽毛補充
● 仕立て直し
など、必要なメンテナンスをご提案しています。
「まだ使えるのか分からない」
「買い替えた方がいいのか迷っている」
そんな方こそ、ぜひ一度ご相談ください。







