──生活リズムを整える“ねむりの立て直し”
年末年始が終わり、
保育園や学校が始まるこの時期。
お店でもよく聞くのが、
● 朝、なかなか起きられない
● 夜、布団に入っても寝つきが悪い
● 日中ぼんやりしている
といった「お正月明けの眠りの乱れ」です。
お正月は、
夜更かし・朝寝坊・食事時間のずれなど、
どうしても生活リズムが崩れやすい時期。
特に、保育園や学校に通う年齢のお子さんは、
少しのリズムの乱れが、眠りに大きく影響します。
今回は、寝具専門店の立場から
「叱らず・無理なく」眠りを立て直すための考え方を、
年齢の違いも踏まえてお伝えします。
正月明けの眠り、なぜ乱れやすい?
子どもの眠りは、
「体内時計」と「生活の流れ」に強く影響されます。
お正月中は、
● 寝る時間・起きる時間が日替わり
● テレビやゲームを見る時間が増える
● 外遊びが減る
といった変化が重なります。
その結果、
● 夜になっても眠くならない
● 朝のスイッチが入りにくい
という状態が起こりやすくなります。
これは決して
「だらしない」「気合が足りない」からではありません。
生活のリズムがズレただけなのです。
生活リズムは「一気に戻さない」が正解
正月明け、ついやってしまいがちなのが、
「今日からいつも通りに戻そう!」
と、すべてを一気に元に戻そうとすること。
ですが、眠りの立て直しは
段階を踏む方がうまくいきます。
ここでおすすめしたい順番は、
1️⃣ 朝起きる時間を先に整える
2️⃣ 夜は「寝かせよう」としすぎない
3️⃣ 昼寝・夕方の過ごし方を見直す
です。
※本来は「夜」から気にしたくなりますが、
実は 朝が整うと、夜は自然と整いやすくなります。
眠りは「日中の整理時間」
眠りには、
日中に受け取った情報や刺激を整理する役割があります。
ここで言う「情報」とは、
● 保育園・学校での出来事
● 友だちとのやり取り
● 勉強や遊びで使った頭と体
これまでのコラムでお伝えしてきた
「勉強も含めた日中の刺激」と同じ意味合いです。
眠りが浅くなると、
この整理がうまく進まず、
● 朝スッキリ起きられない
● 集中力が続かない
といった影響が出やすくなります。
年齢別|つまずきやすいポイントと整え方
ここからは、
年齢ごとに特に意識したいポイントを見ていきましょう。
■ 保育園・幼稚園のお子さん(3〜5歳)
この時期のお子さんは、
少しずつ「自分の意思」が育ってくる一方で、
生活リズムの切り替えはまだ大人のサポートが必要です。
ポイント
● 寝る前の流れを毎日同じにする
● テレビ・動画は「時間」ではなく「順番」で切る
● 布団に入る時間を固定する
「眠くなったら寝る」ではなく、
眠くなる環境を先につくることが大切です。
■ 小学生低学年(1〜3年生)
学校生活が始まり、
日中の刺激が一気に増える時期です。
ポイント
● 起きる時間を最優先で固定
● 夜は「早く寝なさい」より「明日の朝どうする?」
● 布団に入る時刻を毎日ほぼ同じに
この頃は、
眠りがそのまま翌日の集中力につながります。
■ 小学生高学年(4〜6年生)
夜更かしが
「うっかり」ではなく「意識的」になりやすい時期。
ポイント
● 一気に戻さず、30分ずつ調整
● ゲーム・スマホは「禁止」より「終わりを決める」
● 寝具やパジャマを本人に選ばせる
自分で選び、納得することで
眠りへの意識も育っていきます。
眠りを助ける「環境づくり」も大切
生活リズムと同じくらい大切なのが、
寝る環境です。
● 体を締めつけないパジャマ
● 寝返りしやすい布団
● 触れたときにヒヤッとしない寝具
眠りは「気合」ではなく、
体が自然に休める状態かどうかで決まります。
まとめ|眠りは「整えるもの」
正月明けの眠りの乱れは、
ほとんどの場合、少しの工夫で立て直せます。
● 環境を整える
● 急がない
● 叱らない
この3つを意識するだけで、
子どもの眠りは少しずつ戻っていきます。
年明けのこの時期は、
「今年の眠りの土台」をつくる大切なタイミング。
ぜひ、
お子さんの眠りを“整える視点”で見直してみてください。
※画像は全て生成A“Gimini”で制作しております





