2026年2月20日(金)

眠りは最低気温で整える|布団選びの新常識

最終回

眠りは「最高気温」ではなく、「最低気温」で整える

天気予報を見るとき、
多くの方は「最高気温」に目がいきます。

今日は暑いのか、寒いのか。
何を着て出かけるのか。

けれど、眠りにとって本当に大切なのは
最高気温ではなく、最低気温です。

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なぜなら私たちは、
一日のうちで最も無防備な時間を
夜中から明け方に過ごしているからです。

当店ではよく、こうお伝えしています。

最低気温が10℃を下回ったら、羽毛布団の出番です。
最低気温が25℃を超えたら、麻の出番です。

これは経験則ではなく、
「眠っている時間」に合わせた考え方です。

連載コラム⑤2.jpg

ただし近年は、
一晩中エアコンを使用するご家庭も増えています。

その場合は
室温レンジを基準に微調整する

この二軸で考えると、迷いがなくなります。


最低気温で考える6つのゾーン

※室温は目安です

連載コラム⑤3.jpg


① 最低気温 0℃前後(氷点下含む)

室温目安:〜10℃

本格的な真冬。

おすすめの基本形
・羽毛布団1.2kg
+ウール毛布(内側)

冷え込みが強い日は
真綿掛け布団1.0kgを足すのも有効です。

ここは「防御」のゾーン。
足し算が必要な領域です。


② 最低気温 1〜5℃

室温目安:11〜15℃

冬の中心。

基本形
・羽毛布団1.2kg

寒がりの方は
+ウール毛布

暑がりの方は
毛布なしでも成立します。


③ 最低気温 6〜10℃

室温目安:16〜20℃

当店でお伝えしている
「10℃が目安」のゾーン。

おすすめ
・羽毛布団0.7kg
または
・真綿掛け布団1.0kg

必要に応じて
+綿毛布やウール毛布

ここは“引き算が始まる”帯です。


④ 最低気温 11〜18℃

室温目安:21〜24℃

春と秋の移行期。

おすすめ
・真綿掛け布団0.7kg
・羽毛布団0.7kg
+タオルケットや綿毛布で調整

重ねすぎないことが大切です。


⑤ 最低気温 19〜24℃

室温目安:25℃前後

軽量ゾーン。

おすすめ
・羽毛布団0.3kg(ダウンケット)
・ウール肌掛け布団
・麻肌掛け布団

必要に応じて
+タオルケット

ここからは“環境主導”です。


⑥ 最低気温 25℃以上(熱帯夜)

室温目安:冷房使用帯

おすすめ
・麻肌掛け布団
・タオルケット

このゾーンは、
寝具よりも室温と湿度管理が主役です。

除湿を意識すると
眠りの質は大きく変わります。


室温レンジで微調整する

エアコンで

22〜26℃に安定させている場合は、
一段軽く考えてください。

逆に、
室温が18℃未満なら
一段重く考える。

この“1段階調整”が
足し算・引き算の考え方です。


体質で最後の調整をする

寒がりの方
→ ウール毛布を足す

暑がりの方
→ 羽毛量を0.7~1.0kgへ下げる

汗をかきやすい方
→ 麻やウールを優先する

寝具は「正解を選ぶ」のではなく
調整するものです。


最後に

寝具選びは難しくありません。

難しくしているのは
「素材の名前」や「ランキング」です。

本当に見るべきは、

・今夜の最低気温
・寝室の室温
・自分の体質

この三つだけです。

最高気温ではなく、最低気温を見る。

それだけで、
眠りは驚くほど整います。

眠りは足し算と引き算。

そして何より、
環境に合わせて考えること。

この連載を通してお伝えしたかったのは、
“商品”ではなく、“考え方”です。

今日の天気予報、
ぜひ「最低気温」から見てみてください。

そこから、あなたの眠りが始まります。

【ふとんの新保】

住所/新潟県新潟市秋葉区新津本町2-10-27
TEL/0250-22-0808
E-mail/kaz@f-shinbo.co.jp

営業時間/AM9:30~PM7:00
定休日/毎週水曜 駐車場/6台駐車可

ふとんの新保

ふとんの新保は創業90余年、新潟の老舗寝具店です。 ふとんの新保は創業90余年、新潟の老舗寝具店です。

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快眠のための専門店

ふとんの新保では、毎日の眠りに大切な寝具を、体型・体質・寝返りなど、あなたがグッスリ眠れるようご提案しています。 さらに販売して終わりではなく、1・3・5・10年と末永く良い状態で使用していただくためのメンテナンスにも力を入れています。