ダニ対策の前に湿気対策|梅雨の布団トラブルを考える

今年も新潟が梅雨入りしました。
梅雨になると、
● 「ダニが心配」
● 「布団を洗った方がいいですか?」
● 「カビは大丈夫でしょうか?」
といったご相談が増えてきます。
確かに、ダニやカビは気になる存在です。
しかし実は、その前に考えたいことがあります。
それが「湿気」です。
ダニやカビは突然発生するわけではない
ダニやカビは、
何もないところから急に増えるわけではありません。
増えやすい環境があります。
その代表が、高温多湿の環境です。

特に梅雨時期は、
外の湿度が高くなるだけでなく、
寝ている間にかく汗も加わります。
人は一晩でコップ1杯程度の汗をかくとも言われています。
その湿気が布団の中に残り続けることで、
ダニやカビが発生しやすい環境になってしまうのです。
実は布団の中は湿気がたまりやすい
寝ている間の布団の中は、
想像以上に湿気がたまっています。
特に、
● 敷き布団の裏側
● マットレスの下
● ベッドと壁の隙間
● 押し入れに収納した布団
などは、湿気が逃げにくい場所です。
見た目では分からなくても、
気付いたときにはカビが発生していたというケースも少なくありません。
ダニ対策=掃除機だけでは不十分
ダニ対策というと、
布団クリーナーや掃除機を思い浮かべる方も多いと思います。
もちろん、お手入れをしないよりは行った方が良いでしょう。
しかし実際には、
掃除機をかけること以上に、
シーツやカバーをこまめに洗濯することが大切です。
ダニのアレルギー原因とされるのは、
ダニそのものだけでなく、
死骸やフンなどです。
そのため、
ダニを減らすことだけに注目するのではなく、
シーツやカバーを清潔に保つことも重要になります。
また、
紫外線などでダニを死滅させる商品もありますが、
死骸やフンが残ったままでは、
アレルギー対策として十分とは言えない場合もあります。
その意味では、
特別な機器よりも、
普段使いの掃除機や洗濯を継続する方が現実的かもしれません。
そして何より大切なのは、
ダニが増えにくい環境をつくることです。
その基本になるのが、
今回のテーマである
「湿気対策」なのです。
梅雨時期にできる湿気対策
特別なことをする必要はありません。

まずは、
● 部屋の換気をする
● 除湿機やエアコンの除湿機能を活用する
● 敷き布団やマットレスを立て掛ける
● ベッド下の空気を動かす
といったことから始めてみましょう。
また、
天気の良い日は布団を干したり、
布団乾燥機を活用するのもおすすめです。
布団の丸洗いも選択肢のひとつ
長年使用した布団の場合、
汗や皮脂などが蓄積していることがあります。
そのような場合は、
丸洗いやメンテナンスによって、
寝具環境を整える方法もあります。
最近では、
コインランドリーで布団を洗う方も増えています。
ただし、
洗うこと以上に大切なのが
しっかり乾燥させることです。
表面が乾いていても、
布団の中に湿気が残っている場合があります。
乾燥不足は、
ニオイやカビ、ダニの原因になることもあるため、
乾燥時間は十分に確保することをおすすめします。
また、
布団は洗えば洗うほど、
少なからず生地や中わたへの負担がかかります。
そのため、
必要以上に頻繁に洗うよりも、
日頃の湿気対策や定期的なメンテナンスを行う方が、
結果的に布団を長持ちさせることにつながります。
もし乾燥や仕上がりに不安がある場合は、
寝具を扱うクリーニング専門店へ相談するのも一つの方法です。
まとめ
梅雨になると、
ダニやカビが気になる季節になります。
しかし、
その原因をたどると、
多くの場合は湿気が関係しています。
ダニを減らすことばかり考えがちですが、
実はダニが増えにくい環境を作ることの方が大切かもしれません。
だからこそ、
ダニ対策の前に、
まずは湿気対策を考えてみてください。
布団の中の湿気を上手に逃がしてあげることが、
快適な眠りと寝具を長持ちさせる第一歩になるかもしれません。
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シーボ博士のワンポイント
湿気は見えません。
しかし、見えないからこそ対策が遅れやすいものです。
梅雨の時期は「ダニがいるか」ではなく、
まず「湿気がたまっていないか」を意識してみてください。





