眠りは最低気温で整える|布団選びの新常識

最終回

眠りは「最高気温」ではなく、「最低気温」で整える

天気予報を見るとき、
多くの方は「最高気温」に目がいきます。

今日は暑いのか、寒いのか。
何を着て出かけるのか。

けれど、眠りにとって本当に大切なのは
最高気温ではなく、最低気温です。

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なぜなら私たちは、
一日のうちで最も無防備な時間を
夜中から明け方に過ごしているからです。

当店ではよく、こうお伝えしています。

最低気温が10℃を下回ったら、羽毛布団の出番です。
最低気温が25℃を超えたら、麻の出番です。

これは経験則ではなく、
「眠っている時間」に合わせた考え方です。

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ただし近年は、
一晩中エアコンを使用するご家庭も増えています。

その場合は
室温レンジを基準に微調整する

この二軸で考えると、迷いがなくなります。


最低気温で考える6つのゾーン

※室温は目安です

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① 最低気温 0℃前後(氷点下含む)

室温目安:〜10℃

本格的な真冬。

おすすめの基本形
・羽毛布団1.2kg
+ウール毛布(内側)

冷え込みが強い日は
真綿掛け布団1.0kgを足すのも有効です。

ここは「防御」のゾーン。
足し算が必要な領域です。


② 最低気温 1〜5℃

室温目安:11〜15℃

冬の中心。

基本形
・羽毛布団1.2kg

寒がりの方は
+ウール毛布

暑がりの方は
毛布なしでも成立します。


③ 最低気温 6〜10℃

室温目安:16〜20℃

当店でお伝えしている
「10℃が目安」のゾーン。

おすすめ
・羽毛布団0.7kg
または
・真綿掛け布団1.0kg

必要に応じて
+綿毛布やウール毛布

ここは“引き算が始まる”帯です。


④ 最低気温 11〜18℃

室温目安:21〜24℃

春と秋の移行期。

おすすめ
・真綿掛け布団0.7kg
・羽毛布団0.7kg
+タオルケットや綿毛布で調整

重ねすぎないことが大切です。


⑤ 最低気温 19〜24℃

室温目安:25℃前後

軽量ゾーン。

おすすめ
・羽毛布団0.3kg(ダウンケット)
・ウール肌掛け布団
・麻肌掛け布団

必要に応じて
+タオルケット

ここからは“環境主導”です。


⑥ 最低気温 25℃以上(熱帯夜)

室温目安:冷房使用帯

おすすめ
・麻肌掛け布団
・タオルケット

このゾーンは、
寝具よりも室温と湿度管理が主役です。

除湿を意識すると
眠りの質は大きく変わります。


室温レンジで微調整する

エアコンで

22〜26℃に安定させている場合は、
一段軽く考えてください。

逆に、
室温が18℃未満なら
一段重く考える。

この“1段階調整”が
足し算・引き算の考え方です。


体質で最後の調整をする

寒がりの方
→ ウール毛布を足す

暑がりの方
→ 羽毛量を0.7~1.0kgへ下げる

汗をかきやすい方
→ 麻やウールを優先する

寝具は「正解を選ぶ」のではなく
調整するものです。


最後に

寝具選びは難しくありません。

難しくしているのは
「素材の名前」や「ランキング」です。

本当に見るべきは、

・今夜の最低気温
・寝室の室温
・自分の体質

この三つだけです。

最高気温ではなく、最低気温を見る。

それだけで、
眠りは驚くほど整います。

眠りは足し算と引き算。

そして何より、
環境に合わせて考えること。

この連載を通してお伝えしたかったのは、
“商品”ではなく、“考え方”です。

今日の天気予報、
ぜひ「最低気温」から見てみてください。

そこから、あなたの眠りが始まります。

ご来店が難しい方へ|LINEで安心してご注文いただけます

最近、遠方のお客様からのお問い合わせが増え、
ECサイトからお昼寝布団をご注文いただくケースが多くなってきました。

これまで、ネットでのご注文が少なかった理由として、

・注文方法が分かりづらい
・この内容で、本当に希望のサイズになるのか不安
・柄や仕様をどう選べばいいのか迷う

といったお気持ちがあったのかもしれません。

実際、お昼寝布団は「ただカートに入れる」だけの商品ではありません。
サイズや厚み、園の指定など、確認することがいくつかあります。

そこで現在は、
ご来店が難しいお客様専用に、LINEでの事前確認を行っています。
※メールでも行っております。

・ご希望の柄
・ご希望のサイズ
・園の指定内容
・金額の確認

を、事前にやり取りし、
「この内容で大丈夫です」とご納得いただいてからご注文いただいています。
※【〇〇様用お昼寝布団セット】専用URLを作っております。

遠方の方やお忙しい方でも、
ご自宅にいながら安心してご注文いただけます。

「来店できないから不安…」という方こそ、
まずはLINEでお気軽にご相談ください。

実際に、

「LINEで相談できたので安心でした」
「サイズ確認をしてもらえたのが決め手でした」

というお声もいただいています。

※来店が難しい方向けの対応となります。
店頭でのご相談をご希望の方は、直接ご来店ください。

お昼寝布団のご注文が混み始めました

説明会もひと段落し、
お昼寝布団のご注文が少しずつ増えてきました。

2026年1月からのご注文分は、現在37件ほど。
ここ最近は、毎日のように数名のお客様がご来店くださり、
春の準備が本格的に始まっていることを実感しています。

最近では、

● 上のお子さんのときにお作りし、今回は下のお子さん用に
● ご兄弟分の追加注文
● お友だちからのご紹介

といったご来店も増えてきました。

「卒園まで使えました」
「下の子にも同じものをと思って」

そんなお声をいただくと、
あらためてお昼寝布団の大切さを感じます。

これから説明会が始まる園も多い時期ですので、
少しずつブログでもお昼寝布団についてお伝えしていきます。

▶ 手作りお昼寝布団のご案内
https://www.f-shinbo.co.jp/2018/03/12/hello-world/

▶ 今まで作ったことのある保育園・幼稚園はこちら
https://www.f-shinbo.co.jp/2024/04/15/ohiruneitiran/

▶ よくあるご質問 お昼寝布団 Q&A
https://www.f-shinbo.co.jp/2022/01/08/ohiruneqa/

なお、3月17日頃までのご注文で、4月入園に間に合います。
ご検討中の方は、お早めにご相談ください。

眠りは、足し算と引き算でできている

眠りは、足し算と引き算でできている

― 素材より大事な“重ね方”の話

前回のコラムでは、
羽毛・綿・ウール・シルク・麻という
それぞれの「素材の性格」について整理しました。

けれど、ここでひとつ大事なことがあります。

実は――
素材そのものよりも大事なのは、“どう重ねるか”です。

寝具は単体では完成しません。
眠りは、「足し算」と「引き算」で整えていくものなのです。


寝具は“組み合わせ”でできている

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掛け布団1枚ですべてが決まる。
そんな単純な話ではありません。

● 羽毛布団+毛布
● ウール肌掛け+綿ケット
● 真綿布団+薄手の羽毛
● 麻ケット+エアコン調整

どれも正解になり得ます。

問題は、

今の体温に対して
何を足すか
何を引くか

なのです。


足し算とは「厚くする」ことではない

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足し算とは、

● 保温力を足す
● 吸湿性を足す
● 肌触りの安心感を足す
● 重さ(包まれ感)を足す

不足している“機能”を補うことです。

寒い人と汗かきの人では、
足すべきものが違います。

足す=厚くする
ではありません。


引き算ができないと、眠りは重くなる

多くの人が苦手なのが引き算です。

● 暑いのに布団を減らさない
● エアコンを強くして寝具はそのまま
● 重さを「安心感」と思い込む

これは、引くべきものを引いていない状態です。

最近の住宅は気密性が高く、
昔よりも“引き算が必要な環境”になっています。


「夏でも冬用羽毛」という考え方について

近年、テレビなどで

夏でも冬用の羽毛布団を使い、
エアコンで室温を下げて眠る

という提案が紹介されることがあります。

理屈としては理解できます。
もし室温を冬と同じ環境まで下げられるなら、
冬用の寝具を使うことも成り立ちます。

ですが現実には、

● 夏に冬と同じ室温まで下げるのは容易ではない
● 下げ過ぎれば身体への負担も大きい
● 電力や環境負荷の問題もある

という側面があります。

仮に「一年中20度前後に管理する」という前提であれば、
寝具もそれに合わせた設計(例えば合い掛け程度)を考えるべきでしょう。

問題は、
寝室環境と寝具の話がセットで語られていないことです。

素材単体の話だけが広がると、
足し算と引き算のバランスが崩れてしまいます。

眠りは、
寝具だけでも、エアコンだけでも整いません。
両方をどう組み合わせるかです。


重ね方で体温は変わる

同じ羽毛布団でも、

● 毛布を内側に入れるのか
● 外側に掛けるのか

で体感は変わります。

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同じウールでも、

● 肌側に置くか
● 外側に使うか

で湿気の抜け方が違います。

これは流行ではなく、
素材の性格の問題です。

だからこそ、
「テレビでこう言っていたから」ではなく、
自分の環境に合わせて考えることが大切です。


季節はグラデーションで変わる

眠りは、

● 今日は1枚減らす
● 今日は薄いものを足す

という微調整の積み重ねです。

夏仕様・冬仕様と極端に分けるよりも、
足し算と引き算で整えるほうが自然です。


素材は“役割”

羽毛は軽く保温する
ウールは湿気を調整する
綿は受け止める
シルクは肌に寄り添う
麻は熱を逃がす

素材は主役ではなく、役割を持つパーツです。

パーツは組み合わせてこそ意味を持ちます。

快適な睡眠環境.jpg

季節ごとに素材を変える、という考え方もあります。
ただし、これはあくまで一例です。
住環境や体質によって、組み合わせは変わります。


まとめ|完成形は固定ではない

寝具に絶対の正解はありません。

● 季節で変わる
● 年齢で変わる
● 住環境で変わる

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だからこそ、

何を足すか
何を引くか

を考えられることが大切です。

眠りは、足し算と引き算でできています。

次回は、
寝室環境(温度・湿度)を含めた
具体的な組み合わせ例を整理していきます。

素材より大事な、寝具の考え方

羽毛・綿・ウール・シルク・麻

― 素材の性格を知る ―

「あたたかい寝具が欲しい」
そう思って寝具を探し始めると、必ず出てくるのがこの疑問です。

羽毛がいいの?
綿がいいの?
ウール? シルク? 麻?

素材の名前はたくさん並んでいますが、
実はこの問いの立て方そのものが、少しズレています。

寝具選びで大切なのは、
**「どれが一番いい素材か」ではなく、
「その素材は、どんな性格か」**を知ること。

今回は、羽毛・綿・ウール・シルク(真綿)・麻について、
比較表【A】【B】【C】をもとに、
“眠りの目線”で整理していきます。


素材は「性能」より「性格」で見る

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寝具の素材は、家電のように
「高性能=誰にでも合う」ものではありません。

同じ素材でも、

● 暑がりか、寒がりか
● 汗をかきやすいか
● 寝室は暖かいか、冷えやすいか
● 軽さを求めるか、包まれ感を求めるか

で、評価はまったく変わります。

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まずは、素材ごとの“性格”を見ていきましょう。


羽毛軽くて暖かいが、環境と体質を選ぶ

羽毛の最大の特徴は、
軽さと、空気を含むことで生まれる保温力です。

ふわっと体を包み込み、
寝返りの邪魔をしにくい点は大きな魅力です。

一方で、

● 汗をかきやすい人
● 寝室が暖かい家
● 密閉性の高い住宅

では、暑さやムレを感じやすいこともあります。

また、羽毛は
「量」や「ダウン率」だけでなく、
**質(グースかダックか、繊維の成熟度)**によって差が出やすい素材です。

羽毛は万能ではありませんが、
条件が合えば、とても快適な素材です。


綿重さと引き換えに得られる“安心感”

綿の魅力は、
吸湿性と、体をしっかり支える感覚です。

汗を受け止め、
湿気を溜め込みにくい性質は、
日本の気候にとても合っています。

ただし、

● 羽毛のような軽さはない
● ボリューム感は控えめ

という点は、好みが分かれます。

「軽さ」よりも
落ち着いて眠れる感覚を求める方には、
根強い支持がある素材です。


ウール温度調整が得意な“働き者”

ウールは、
吸湿性・放湿性・保温性を同時に持つ、
とてもバランスの良い素材です。

汗をかいてもベタつきにくく、
寒いときは暖かい。

特に、

● 寒暖差のある寝室
● 春・秋など季節の変わり目

では、力を発揮します。

ただし、
ウール特有の重さや感触が苦手な方もいます。


シルク(真綿)肌にやさしいが、扱いは繊細

真綿(シルク)は、

● 吸湿性が高い
● 肌触りが非常にやさしい
● 静電気が起きにくい

という、肌への優しさが際立つ素材です。

特に、

● 冷えやすいが、ムレは避けたい
● 肌が敏感
● アレルギー体質

という方には、心地よさを感じやすい素材です。

一方で、

● 価格が高め
● 取り扱いやメンテナンスに注意が必要

という面もあり、
「誰にでも」ではなく、
丁寧に使える方向けの素材と言えます。


涼しさ特化の、夏の名脇役

麻は、
通気性とシャリ感が最大の特徴です。

熱がこもりにくく、
汗をかいても肌離れが良いため、
夏にはとても快適です。

ただし、

● 冬には向かない
● 硬さを感じやすい

ため、
季節限定・補助的な素材として考えるのが現実的です。


比較表から見えてくること

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比較表-2.jpg

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今回の比較表【A】【B】【C】を通して、
ひとつはっきり言えることがあります。

それは、

「万能な素材は存在しない」
ということ。

素材はすべて、
長所と短所をセットで持っています。


【注意喚起】素材比較について

※本表は、一般的な素材特性をもとにした比較です。
実際の寝心地や使い心地は、原産地・品質・加工方法・価格帯によって大きく異なります。

たとえば、
・羽毛でも「グース/ダック」「ダウン率」「充填量」
・ウールでも「羊種」「加工方法」
・麻でも「リネン/ラミー」
・綿でも「産地・繊維長・配合率」
・シルク(真綿)でも「手引き・機械引き」「層の重ね方」

などによって、長所・短所は変わります。

この比較表は、
「どの素材が一番良いか」ではなく、
「自分の体質・寝室環境・使い方に合う素材はどれか」

を考えるための目安としてご覧ください。


まとめ|素材は「正解」ではなく「相性」

寝具選びで迷ったとき、
「どれが一番いいですか?」
と聞かれることがあります。

ですが、本当の答えはいつも同じです。

「その方に合うかどうか」

素材の性格を知ることで、
選び方はぐっとシンプルになります。

次回の連載では、
これらの素材を
「どう組み合わせると眠りやすいのか」
という視点で、さらに深掘りしていきます。

画像は全て生成AI“Gemini”で作成しました。

25年以上使ったギャッベを、洗いました

― ギャッベは「洗える・直せる」から長く使える ―

● 長年使っているギャッベをお持ちの方
● 譲り受けた・思い出のあるギャッベを使っている方
● 洗っていいのか分からず迷っている方
● 汚れや風合いの変化が気になっている方
● 高価なので失敗したくない方
● これからも10年・20年と大切に使い続けたい方


25年以上前、思い切って買った一枚のギャッベ

今から25年以上前。
当時の自分にとって、ギャッベは決して安い買い物ではありませんでした。

「本当に長く使えるのだろうか」
「この値段を出す価値はあるのだろうか」

正直、迷いながらも思い切って選んだ一枚です。

それから25年以上。
日々の暮らしの中で使い続け、家族の足元を支え、季節を重ねてきました。


見た目は使えても、展示前に“きちんと整えたい”

今回、そのギャッベを
「ギャッベ展」を開催する前に、洗濯・メンテナンスに出しました。

理由はとてもシンプルです。

● 見た目はまだ使える
● でも、25年以上の時間は確実に積み重なっている
● だからこそ、今の状態を一度リセットしたい

新品に戻したいわけではありません。
これからも、安心して使い続けるためのメンテナンスです。


ギャッベは「洗える」けれど、
何でも洗えるわけではありません

よく聞かれるのが、

「ギャッベって洗えるんですか?」

という質問です。

答えは、

「多くのギャッベは洗えますが、すべて同じではありません」

です。

● 織りの状態
● 毛の質
● 染料(天然染料・化学染料)
● 使用年数や傷み具合

これらを見極めたうえで、洗濯方法を判断する必要があります。

当店では、状態を確認したうえで、
無理のない洗濯・メンテナンスをご提案しています。


洗う前の写真はありません。
でも、それでも伝えたいこと

今回は、洗う前の写真を撮影するのを忘れていました(;^_^A

ですが、
25年以上使い続けてきたという事実があります。

それでも、洗い、整え、
またこれから使える状態に戻る。

これこそが、
ギャッベという絨毯の本当の価値だと思っています。


メンテナンス作業について

※掲載している写真は、
別のギャッベ・手織り絨毯のメンテナンス風景です

専用機械を使ってガンガンに汚れを落とします

● 専門業者による洗浄
● 毛足を整え、風合いを回復
● 必要に応じた補修・点検

洗い上がったギャッベは、
派手に変わるわけではありません。

最後にバリカンみたいな機械で毛足を整えます

でも、

● 触ったときのさらっと感
● 当時の色に近い
● 毛の立ち上がり
● 清潔感

が、確実に違います。


ギャッベは「買って終わり」ではありません

ギャッベは、

● 洗える
● 直せる
● 手をかけながら使い続けられる

絨毯です。

だからこそ、
「長く使う前提」で選ぶ価値があると、私たちは考えています。


洗える・直せる【ギャッベQ&A】

Q1. ギャッベは本当に洗えるのですか?

はい。多くのギャッベは水洗いが可能です。
ただし、状態や染料によっては注意が必要なため、事前確認が重要です。


Q2. 自宅で洗っても大丈夫ですか?

基本的にはおすすめしていません。
サイズによって、乾燥に時間がかかるためです。
縮み・色落ち・型崩れのリスクがあるため、専門業者での洗濯が安心です。


Q3. どのくらいの頻度で洗えばいいですか?

使用状況にもよりますが、
10〜15年に一度程度が目安だそうです。
汚れが気になる場合は早めの相談がおすすめです。
※25年間洗わなかったことは反省しております。


Q4. 破れたり、ほつれたりしたら直せますか?

はい。多くの場合、補修が可能です。
小さな傷みのうちに直すことで、寿命が大きく延びます。


Q5. 洗うと風合いは変わりますか?

ゴワゴワになることは基本的にありません。
むしろ、毛が立ち、すっきりした印象になることが多いです。


Q6. メンテナンスできる店はどこでも同じですか?

いいえ。
ギャッベや手織り絨毯の扱いに慣れているかどうかで、仕上がりは大きく変わります。
※千葉にあるギャッベ・ペルシャ絨毯専門の会社にお願いしております。


ギャッベ展では、そんな視点でも見てほしい

今回のギャッベ展では、

● デザイン
● 色
● サイズ

だけでなく、

「この先、何十年使えるか」

という視点でも、ぜひ見てみてください。

実際に、25年以上使い、洗い、また使い続けられる。

それが、ギャッベです。

あたたかい=良い寝具、ではありません

― 本当に“眠りやすい素材”の見分け方 ―

「寒そうだから、もっとあたたかい布団を」
そう考えて寝具を選んでいませんか?

実はこの考え方、眠りの質を下げてしまう原因になることがあります。
とくに、子ども・大人の体質の違い、そして寝室環境によって
「本当に眠りやすい寝具」は大きく変わります。

今回は
①子ども/②大人/③寝室環境
この3つに絞って、「あたたかさ」の正体を整理していきます。


① 子ども|体温調整がまだ上手くできない

※このテーマについては、
**「子どもは『寒がり』ではなく『汗っかき』」**で
体の仕組みや寝具選びを、より詳しく解説しています。
▶︎子どもは「寒がり」ではなく「汗っかき」

子どもは大人より体が小さく、体温調整の機能もまだ発展途中です。
そのため、

● 眠り始めに体温が上がりやすい
● 汗をかきやすい
● 暑くても自分で布団をはいだり調整しにくい

といった特徴があります。

ここで「寒そうだから」と、
保温性の高い寝具を重ねてしまうとどうなるか。

布団の中に熱と湿気がこもり、
眠りが浅くなる・夜中に目を覚ます原因
になります。

大切なのは
「冷やさないこと」ではなく
「こもらせないこと」

子どもの寝具には、
● ムレにくい
● 汗を逃がせる
● 体温変化に追従できる
そんな素材選びが欠かせません。


② 大人|暑がり・寒がりは「体質」で違う

大人になると、今度は体質の差がはっきり出てきます。

● 暑がり/寒がり
● 男性/女性
● 代謝が高い/低い
● 冷え性/寝汗をかきやすい

同じ部屋、同じ布団でも
「暑くて眠れない人」と「寒くて眠れない人」がいるのは、このためです。

体験としてよくあるケース

「家族で同じ布団を使っているのに、
自分だけ夜中に暑くて目が覚める」

この場合、原因は
**布団の“あたたかさ”ではなく“逃げ場のなさ”**であることが多いです。

人は眠っている間も、体温を微調整しています。
その調整を邪魔しない寝具こそが、
大人にとっての「眠りやすい寝具」です。

寝具は「体を温める道具」ではなく
「体温を調整する道具」

この視点に立つだけで、選び方は大きく変わります。

子どもの場合も同じ考え方が重要です。
汗と体温の関係については、こちらのコラムで詳しく解説しています。
▶︎子どもは「寒がり」ではなく「汗っかき」


③ 寝室環境|家によって「正解の寝具」は違う

最後に見落とされがちなのが、寝室環境です。

● 高気密・高断熱の新しい家
● 昔ながらの木造住宅
● 床暖房がある
● 暖房をつけたまま寝る
● 暖房を切って寝る

これらの違いで、
寝具に求められる性能はまったく変わります。

たとえば
断熱性の高い家+床暖房の場合、
保温力の高い寝具はオーバースペックになりがちです。

逆に、
冷えやすい家で「薄くて軽い」だけの寝具を選ぶと、
体が冷えて眠りにくくなります。

つまり、

「あたたかい寝具」ではなく
「今の寝室環境に合った寝具」

これが本当の正解です。


まとめ|“あたたかさ”より大切なこと

● 子どもは体温調整が未熟で、汗をかきやすい
● 大人は体質によって快適温度が違う
● 寝室環境によって、必要な性能は変わる

だからこそ、
「あたたかい=良い寝具」ではありません。

本当に大切なのは

● ムレにくい
● 体温変化に対応できる
● 環境と体に合っている

この3点です。

寝具選びに迷った時は、
「今、誰が・どんな環境で使うのか」
ここから考えてみてください。

それだけで、眠りの質は大きく変わります。

※画像は全て生成AI“Gimini”で制作しました。

子どもは「寒がり」ではなく「汗っかき」

子どもは「寒がり」ではなく「汗っかき」

――年齢別に見る、眠りと体温のほんとうの話

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「子どもは大人より寒がりだから、しっかり温かくしてあげてくださいね」

そんな言葉を、一度は耳にしたことがあるかもしれません。
ですが、寝具専門店として長年お客さまと接してきた中で、私たちは少し違う実感を持っています。

実は、子どもは“寒がり”というよりも“汗っかき”。
しかもその傾向は、赤ちゃん・園児・小学生と、成長段階ごとに少しずつ形を変えて現れます。

今回は、「体温調節が未熟」という言葉だけでは説明しきれない、
子どもの眠りと汗の関係を、実際の店舗での体験談を交えながらお話しします。


子どもは、大人より「熱をつくりやすい」

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まず前提として知っておきたいのは、
子どもは大人に比べて基礎代謝が高いということです。

体が小さいぶん、エネルギーをたくさん使い、
その結果として熱も生まれやすい

そのため、
「触ると冷たい気がするから」
「手足が少しひんやりしているから」
と、大人の感覚で判断して寝具を厚くすると、
寝ている間に体の中で熱がこもってしまうことがあります。


【赤ちゃん】背中がしっとり…それは“冷え”ではありません

赤ちゃん用寝具をご相談に来られるお客さまで、とても多いのがこのケースです。

「夜中に起きて背中を触ると、しっとり汗をかいていて…
冷えているんじゃないかと心配で、毛布を足しました」

実際にお話を聞いてみると、
エアコンは弱め、室温も適温。
でも敷き布団と掛け物が保温性の高い素材で揃っている、ということが少なくありません。

赤ちゃんは自分で「暑い」「寒い」を調整できません。
汗をかいても布団をはいだり、足を出したりすることができないため、
汗=冷えそう=さらに温めるという悪循環に入りやすいのです。

本来、赤ちゃんの汗は
「体温を下げようとする自然な反応」。
大切なのは、汗をかかせないことではなく、
汗をかいても熱がこもらない環境を整えてあげることなのだと、私たちは感じています。


【園児】朝起きると、首元と背中だけがびっしょり

保育園・幼稚園用のお昼寝布団でよくあるご相談です。

「家ではそんなに汗をかかないのに、
園のお昼寝だと、首の後ろがいつも濡れているんです」

園では、

● みんな同じ時間に寝る
● 空調は“平均的な設定”
● 自分で布団を調整できない

という環境になります。

その中で、保温性が高く、湿気を逃がしにくい素材を使っていると、
体の中で生まれた熱と汗の逃げ場がなくなってしまいます。

実際に、敷き布団の中材やカバー素材を見直しただけで、

「汗の量が減りました」
「起きた後も機嫌がいいです」

という声をいただくことも珍しくありません。

園児の眠りは「長さ」よりも「質」。
短い昼寝だからこそ、ムレにくさ・放湿性が大きく影響します。


【小学生】汗をかくのに、なぜか「寒い」と言う理由

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少し成長した小学生になると、こんな声も増えてきます。

「寝るときは寒いって言うんですが、
朝になるとパジャマが汗で湿っているんです」

これは、寝入りばなの冷えと、
深い眠りに入ったあとの発汗が同時に起きている典型的な例です。

寝始めは体温がまだ高くならず、寒く感じやすい。
でも眠りが深くなると、体温は自然に下がり、汗をかいて調整し始めます。

このとき、
「寒いと言ったから」と厚手の寝具を使うと、
後半に汗が逃げず、体を冷やす原因になることも。

小学生くらいになると、
「朝だるい」「布団から出たくない」といった不調として現れることもあり、
私たちは寝具の影響を軽視できないと感じています。

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「温かい」より、「調節できる」寝具へ

ここまで見てきたように、
子どもの眠りに本当に必要なのは、

・ 過剰に温めないこと
・ 汗と熱の逃げ道をふさがないこと

です。

もちろん、寒さ対策は必要です。
ただしそれは、
「とにかく温かくする」ことではなく、
自然に体温調節ができる環境を用意するという意味です。

素材選び、厚み、重さ。
ほんの少しの違いで、子どもの眠りは驚くほど変わります。


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次回予告につなげて

次回は、こうした「汗と熱の逃げ場」という視点から、
素材ごとの特徴について、もう一歩踏み込んでお話しする予定です。

「軽くて暖かい」と言われる素材が、
本当に“眠りに向いている”のかどうか。

それを判断するヒントを、
引き続き寝具専門店の立場からお伝えしていきます。

※画像は全て生成AI“Gimini”で制作しました。

保育園入園準備に|手作りお昼寝布団用の新しい生地が入荷しています【約35種類】

新潟市内では、1月末(1/26頃発送予定)に保育園の入園発表があります。
少しずつ、

● 「お昼寝布団はどうしよう」
● 「指定サイズがあるみたい」
● 「キャラクター柄じゃないと嫌がるかな…」

そんな声が増えてくる時期です。

当店ではこの入園準備シーズンに合わせて、
手作りお昼寝布団用の生地が新しく入荷中です。
※すでに2026年4月に入園予定のご家族様(5名)が注文いただきました。


新しい生地が続々入荷しています

今回入荷しているのは、

● キャラクター柄(男の子・女の子向け)
● 動物柄・やさしい色合いのかわいい柄
● 長く使いやすい定番柄

など。

定番生地+新しい生地を合わせて、約35種類ほどご用意できる予定です。
※現在30種類の生地があります。

「これがいい!」と
お子さま自身が選べるのも、手作りならではの良さですね。


手作りお昼寝布団は「今」から作れます

よくいただくご質問がこちらです。

「説明会が終わってからでないと作れませんか?」

答えは
いいえ、大丈夫です。

保育園の説明会は
多くの場合 3月初旬 ですが、

● 一般的なお昼寝布団サイズ
● これまでの園の傾向

をもとに、説明会を待たずに準備を進めることができます。

毎年、
「もう少し早く来ればよかった…」
という声も少なくありません。

実際に、すでに
2026年4月入園予定のご家族様(5名)からも、
手作りお昼寝布団のご注文をいただいています。

「説明会を待たずに準備を進めたい」
「生地をゆっくり選びたかった」

そんな理由で、少し早めに動かれる方もいらっしゃいます。

👉 今まで作った事のある保育園・幼稚園はこちら(内部リンク)


早めの準備がおすすめな理由

● 生地をじっくり選べる
● 混み合う時期を避けられる
● サイズ確認や相談に余裕が持てる

特に、
キャラクター柄や人気の柄は早めに動きます。


手作りお昼寝布団について詳しくはこちら

手作りお昼寝布団については、
こちらのページで詳しくご紹介しています。

👉 手作りお昼寝布団のご案内(リンク)

● 中わたの種類
● サイズの考え方
● ふとん・カバー以外の制作例
(持ち運びバック・カバー紐付けなど)

なども掲載しています。


最後に

生地は
実際に見て・触って選ぶのがおすすめです。

● 写真では分からない色味
● 肌ざわり
● お子さまの反応

ぜひ店頭でご確認ください。

入園準備のご相談も、
お気軽にお声がけくださいね。

※一部画像は、Geminiで制作しております

フリースは本当に“寝具向き”ですか?

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──暖かさの裏側にある、もう一つの視点

冬になると、店頭や通販でよく目にする
「フリース素材の毛布・パジャマ・寝具」。

軽くて、暖かくて、手頃な価格。
多くの方が「冬の定番素材」として、何気なく選んでいると思います。

ですが、寝具専門店として長年眠りに向き合ってきた立場から見ると、
フリース素材については、どうしてもお伝えしておきたい
**“別の視点”**があります。

今回は
「フリースはダメ」と断定するためのコラムではありません。
ただ、寝具として本当に適しているのかを、
環境と体、両方の視点から考えてみたいと思います。


フリース素材とは、どんな素材?

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フリースは、主に**ポリエステル(石油由来)**で作られた化学繊維です。

● 軽い
● 乾きやすい
● 価格が抑えやすい
● 見た目にボリュームがある

こうした理由から、衣類やアウトドア用品、寝具まで
幅広く使われています。

一方で、素材の構造上、

● 表面を起毛させている
● 繊維が短く、細かい

という特徴があり、
使用や洗濯、摩耗によって微細な繊維が剥がれやすい
という性質も持っています。


環境負荷という、見えにくい問題

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近年注目されているのが、
マイクロプラスチック問題です。

フリースなどの化学繊維は、

● 洗濯
● 摩耗
● 日常使用

によって、目に見えないほど細かな繊維を放出します。

これらは最終的に、

● 排水を通じて海へ
● 空気中に舞い、室内に残留

すると考えられています。

ストローやレジ袋のように「目に見えるもの」ではないため、
意識されにくいのですが、
量としては非常に多いことが、少しずつ分かってきています。


寝ているとき、体への影響は?

ここで気になるのが、

「寝ている間に、知らず知らず吸い込んでいるのでは?」

という疑問だと思います。

この点については、
正直に言うと、まだ研究途中です。

分かっていることは、

● マイクロファイバーは室内空気中にも存在する
● 呼吸によって体内に入る可能性はある

一方で、

● どの程度体内に蓄積するのか
● 健康にどんな影響があるのか

については、現時点で明確な結論は出ていません。

ただし、はっきり言えるのは、

寝具は「毎日・長時間・無意識のうちに使うもの」

だということです。

だからこそ、

わざわざリスクがゼロとは言い切れない素材を、
寝具として選ぶ必要があるのか?

という疑問が残ります。


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実際の使い心地としての問題点

環境面だけでなく、
眠りの質という点でも、フリースには注意点があります。

● 汗を吸いにくい
● 湿気がこもりやすい
● 寝返りのたびにムレやすい

その結果、

● 寝苦しくて目が覚める
● 寒暖差で体が冷える
● 風邪をひきやすくなる

と感じる方も少なくありません。

「暖かい=快適」ではない、
というのが、寝具選びの難しいところです。


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子どもの寝具として考えたとき

特に気になるのが、子どもの寝具です。

子どもは大人よりも、

● 体温が高い
● 汗をかきやすい
● 環境の影響を受けやすい

という特徴があります。

寝ている間にムレることで、

● 夜中に目が覚める
● 布団を蹴飛ばす
● 体が冷えてしまう

こうしたことが起こりやすくなります。

子どもの寝具ほど、

「軽さ」「安さ」「見た目」より
「吸湿性」「通気性」「自然な温度調整」

を大切にしたいと、私たちは考えています。


フリースが悪い、という話ではありません

誤解してほしくないのは、

フリース素材そのものを否定したいわけではない
ということです。

アウトドアや一時的な防寒、
用途によってはとても便利な素材です。

ただ、

寝具として、毎晩8時間使うものかどうか

という視点で考えると、
選択肢は他にもある、というだけの話です。


専門店としての結論

私たちは、
「売れるから」「流行っているから」ではなく、

● 体にとってどうか
● 環境にとってどうか
● 長く安心して使えるか

という視点で、寝具を考えています。

フリースは、

● 手頃
● 軽い
● 暖かそう

という魅力がある一方で、
寝具としては見過ごせない側面もあります。

知ったうえで選ぶこと。
それが、これからの寝具選びには
ますます大切になると感じています。


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まとめ|眠りは、正直です

眠りは、嘘をつきません。

● 体に合わない素材
● ムレやすい環境
● 無理のある温度調整

こうしたものは、
必ず夜中や翌朝の体調に表れます。

「なんとなく選ぶ」から
「理由を知って選ぶ」へ。

このコラムが、
寝具を見直す小さなきっかけになれば幸いです。

※画像は全て生成AI(Gemini)にて作成いたしました。