同じダウン93%の表示なのに、なんで値段が違うの!?

同じダウン93%の品質表示なのになぜ?
お値段が違うの!!

お客様からお問い合わせを頂くことがあります。

上の写真のように、同じ品質表示93%でも、お値段が異なります。
※左:約10万円 右:約3万円 2022年当時の価格になります。

理由は大きく分けて3つ!!

1. 暖かさが違う!!

2. 耐久性が違う!!

3. 掛け心地が違う!!

※詳しくは上記リンクを参照ください。


1.より暖かく!!

まず最初に、羽毛布団には主に3種類
【 ダック < グース < マザー(親鳥)グース 】のダウンが使われております。

メリット デメリット
ダック 価格が安い
ダウンパワーの数値ではグースに勝るものもある
暖かさをためておける部分が少なく、痛みが早い
雑食なので、グースに比べて臭いやすい
グース ダックに比べてダウンボールが大きいため、軽量でもボリュームが出る
草食なので、ダックに比べて臭いにくい
ダックに比べて高価
ダックよりダウンパワーが低いものもある
マザーグース 飼育期間が長く、グースよりもダウンボールが大きいため、とても軽くてボリュームのある羽毛布団になる 価格が高価

その他にも、アイダーダックのような「超高級」な羽毛布団もあります。さらに、羽毛価格高騰のため近年ではグリーンダウン(再生羽毛)やグールダウン(ファイバーを接着剤で固めたようなもの)も市場に出始めています。それぞれの羽毛のメリットとデメリットを見極めることが、羽毛布団の選び方のポイントです。

ふとんの新保では、主にグースダウンをおススメしております!!
ダウンが大きく保温性が高く耐久性があり、鳥独特の臭いがしにくいからです。

種類 暖かさ 耐久性 軽さ 価格帯
ダック
グース
マザーグース

品質表示【ダウン93%】でも、ダウン一粒づつの大きさが違うため、ボリューム(暖かさ)が異なります!!

ちなみに、私たちがおススメする東京西川では「450年以上の伝統・信頼」「一流メーカーのこだわり」から、高い品質基準を設けており、「表記のマイナスは許せない」とのことで、「ダウン率93%」の表記の羽毛布団にはダウン率95%のレベルのダウンを入れているそうです。

メーカーによって表記の基準が異なるので、羽毛布団の購入を検討する際は、信頼できるお店のものを選ぶと良いでしょう。

ふわふわたっぷり1.2kg入れ

近年様々な業界でも価格高騰の煽りをうけ、販売価格維持のため、量を減らしたり、数を減らしたりしております。寝具業界も同じで、最近では1.1kg入れの羽毛布団も増えてきました。

ですが、新潟の冬は寒く、最低でも1.2kgは必要だと思います。たかが、100gと思うかもしれませんが、女性が持っている羽毛が100gです!! 暖かさ・耐久性が違いますよ♪


2.より長持ち

≪安さのため≫だけに省かれる可能性も!? 長く使えて安心、清潔な羽毛(ダウン)に!!

丁寧に洗浄された羽毛は羽毛独特の臭いを抑えることができます。

さらに、羽毛の隙間に入っている不純物を取り除きますので、同じ重さの羽毛布団でも羽毛の量は違うのです!!

使うのは本気を出したダウンだけ!!

同じ品質表示でも、磨き上げた羽毛は、不純物も入らず、ボリューム(保温力)に差が出ます。品質表示では表せない差は、ご自身の目でお確かめください!!

項目 通常の羽毛 西川の羽毛
洗浄度(透視) 通常基準(500mm) 西川基準(1000mm)
臭い 残る場合がある ほぼ無臭
不純物の量 多い 少ない
羽毛量 1.0~1.2kg 1.1~1.3kg
ダウン率の誤差 ±5までOK 表示90%→93%入れ

※洗浄度(透視)とは、洗い終わった水で1000㎜(500mm)下の文字が読めるほど、キレイな水になっている事を表します。
※ダウン率の誤差については、「90%表示の羽毛布団でも、85%のダウン率でも販売するのに問題ない」とする基準になります。(業界共通基準)
西川は逆に「90%表示の羽毛布団にもダウン93%を入れている」ということです。


3.より気持ちよく

ダウン比率を気にする方が多いと思いますが、生地もとても大事です!!

寝返りしても羽毛ふとんが体にフィットし、冷たい風を入らず暖かく、ガサガサなどの不快な音をたてません。ゆっくり・グッスリ眠るためには実際に生地を触ることも大切です!!

さらに、数年後の羽毛の吹き出しの原因になるのも生地の質によって異なりますので、ご注意ください!!

独自の片寄り防止キルトで長く使っても羽毛が片寄らず安心!!

一般的なキルティングは、寝返り・ふとんの出し入れなど羽毛布団を動かすごとに少しずつ羽毛が片寄ってしまいます。

メーカーごとにも独自の片寄り防止キルトがありますが、東京西川が開発した独自のキルティングは、半永久的に羽毛が移動しません。さらに、いざ羽毛布団が傷んでしまい、部分的に薄くなっても、傷んだ部分(薄い部分)に羽毛を補充することができます。

特に、ふとんの新保がおススメするキルティングは、裏地を多めに使うことで、肌面の生地がたるみ、羽毛布団と体の隙間をなくし、より羽毛の暖かさを実感できます。


さらに、お客様に喜ばれているのが

4.専門店だからできるアフターメンテナンス

定期的な丸洗い・補充羽毛・リフォームなど専門のスタッフが羽毛布団の傷み具合によって、適切なメンテナンスをアドバイスしています。

👉 羽毛布団アフターメンテナンス(関連ブログ)


羽毛布団選びに失敗しないために!

羽毛布団は、数字や評価だけでは判断しきれない寝具です。
自分に合う一枚を選ぶためには、実際に体験することが何より大切です。

👉 羽毛布団選びに失敗しないために(関連ブログ)


推奨リンク(当店内部リンク)

👉 羽毛布団の暖かさの違いを詳しく知る

👉 羽毛布団の耐久性と長持ちの秘訣

👉 掛け心地が選び方にどう影響するか


 西川とコラボした羽毛ふとん

西川に無理言って作ってもらいました♪

西川の羽毛ふとん

※写真は、上から、約20万円・5万円・10万円の商品となります。
※当店には約3万円~ご用意しております。
実際に掛け比べてお選びください。

※近年の価格高騰に伴い、低価格帯につきましては産地表記をしなくなりましたが、店内ににてお知らせすることはもちろんできますので、ご安心ください。
時期(年代)によって、産地が変わる可能性があるからです。

当店がお取り扱いしている【西川の羽毛ふとん】は、昨年に引き続き【お客様総合満足度】No.1に輝きました!!

昨年はなんと!10冠達成です! ※一昨年は7冠でした

最近の投稿

まくらで不調は改善する?|睡眠常識を疑う②

連載コラム:その睡眠常識、疑ってみませんか?

睡眠については、さまざまな情報があります。
健康番組や雑誌、インターネットでも「これが正しい睡眠」と紹介されることが増えました。

けれど、その中には、少し立ち止まって考えてみたいものもあります。

この連載では、当たり前のように語られている睡眠の常識を、改めて静かに見直してみることをテーマにしています。

「本当にそうなのだろうか?」

そんな視点から、睡眠について考えてみたいと思います。


第2回「まくらで不調は改善する」は本当か?

まくら悩み①.jpg

「肩こりがあるから、このまくらがいい」
「首の痛みは、まくらを変えれば治る」

そんな言葉をよく耳にします。

確かに、まくらは睡眠の快適さに関係する道具です。
高さや硬さが合わないと、首や肩に負担がかかることもあります。

その意味では、自分に合ったまくらを選ぶことは大切です。

ただし、ここで一つ立ち止まって考えてみたいことがあります。

本当に、まくらだけで体の不調は変わるのでしょうか。


体の不調の原因は一つではない

まくら悩み②

肩こりや首の痛みの原因は、
姿勢、運動不足、ストレス、生活習慣など、さまざまです。

また、睡眠の質に影響する要素も、
寝具だけではありません。

・寝る前の生活習慣
・室温や光
・精神的な緊張
・体の状態

こうした多くの要因が重なって、睡眠は成り立っています。

つまり、まくらだけで全てが変わるわけではないということです。

まくら悩み④


医療的な問題が関係することもある

さらに、睡眠中の不調の中には、
寝具では解決できないものもあります。

その代表的な例が、睡眠時無呼吸症候群です。

睡眠時無呼吸症候群と診断されると、
CPAP(シーパップ)という装置による治療が始まることも少なくありません。

CPAPは、睡眠中の呼吸を助ける有効な治療法のひとつです。
しかし本来は、機械に頼る前に、無呼吸が起きている原因を丁寧に見極めることも重要です。

体重、顎の構造、鼻や気道の状態、生活習慣など、
無呼吸の背景にはさまざまな要因が関係しています。

原因によっては、生活習慣の改善や別の治療方法によって、
状態が変わる可能性もあります。

「まくらで改善するはず」
「機械を使えばすべて解決する」

どちらも、少し単純すぎる見方なのかもしれません。


まくらは「治す道具」ではなく「整える道具」

まくら悩み③.jpg

まくらの役割は、
体の不調を直接治すことではなく、

寝ている姿勢を自然に保つことです。

立っているときの姿勢に近い状態を保てれば、
首や肩への負担は少なくなります。

その意味で、まくらは
「体を治す魔法の道具」ではなく、
睡眠環境を整えるための道具と考えるほうが自然でしょう。


情報が多い時代だからこそ

今は「この寝具で改善」「この素材で健康」という
わかりやすい情報があふれています。

しかし、睡眠や体の状態は本来とても個人的で、
一つの方法がすべての人に当てはまるわけではありません。

まくら悩み⑤.jpg

だからこそ、

・少し距離を置いて情報を見ること
・自分の体の感覚を大切にすること
・自分の体型と異なれば合う高さが変わること

それが、睡眠を考える上で大切なのかもしれません。


では、もう一つ考えてみたいことがあります。

最近の寝具では
「高機能素材」「特殊素材」「最新テクノロジー」
といった言葉をよく見かけます。

本当に、そこまで多くの機能が必要なのでしょうか。

次回は、

第3回「多機能素材」は本当に必要か?

寝具の世界でよく語られる「高機能素材」について、
少し視点を変えて考えてみたいと思います。

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