連載コラム:年代別に考える、眠りの変化
前回のコラム
年齢別の平均睡眠時間|何時間寝ればいい?
では、
年代ごとの平均睡眠時間についてご紹介しました。
赤ちゃんは長く眠り、
成長とともに少しずつ睡眠時間は短くなっていきます。
また、高齢になると睡眠時間だけでなく、
眠り方そのものにも変化が見られるようになります。
こうして見ると、
睡眠は年齢によって変化することが分かります。
しかし一方で、
● 「自分は平均より短いけれど大丈夫なのだろうか」
● 「8時間寝られていないから睡眠不足なのだろうか」
と不安になる方も少なくありません。
そこで今回は、
平均睡眠時間との上手な付き合い方について考えてみたいと思います。
実は、
睡眠を考えるうえで大切なのは、
単純な睡眠時間だけではないのです。
第2回:年齢によって睡眠は変わる
-平均睡眠時間との上手な付き合い方-

前回のコラムでは、
年代ごとの平均睡眠時間についてご紹介しました。
赤ちゃんから高齢者まで、
必要な睡眠時間は少しずつ変化していきます。
しかし実は、
今回お伝えしたいのは「平均睡眠時間」そのものではありません。
大切なのは、
平均睡眠時間と上手に付き合うこと
なのです。
平均は「目安」であって「正解」ではない
店頭でも、
● 「私は6時間しか寝ていません」
● 「8時間寝ないとダメですよね?」
というご相談をいただくことがあります。
確かに平均睡眠時間は参考になります。
しかし、
平均はあくまで多くの人を調べた結果です。
身長や体重に個人差があるように、
睡眠時間にも個人差があります。
「8時間睡眠」に縛られなくていい
近年は、
「睡眠は8時間必要」
という情報を目にする機会が増えました。
もちろん、
十分な睡眠時間を確保することは大切です。
ただ、
8時間眠らなければ不健康、
というわけではありません。
実際には、
6時間台でも元気に生活している方もいれば、
8時間以上眠っても疲れが残る方もいます。
大切なのは、
数字そのものではなく、
自分の体がどう感じているかです。
睡眠時間と「睡眠の質」は別の話
睡眠は、
単純に「長く眠れば良い」というものではありません。
同じ8時間睡眠でも、
深く眠れた8時間と、
何度も目が覚めながら過ごした8時間では、
翌朝の体調が大きく変わることがあります。
そのため近年は、
睡眠時間だけでなく、
「睡眠の質」
にも注目が集まっています。
年齢とともに眠り方は変化する
特にご年配の方から、
「昔より眠れなくなった」
というご相談をいただくことがあります。
しかし、
年齢を重ねることで睡眠時間が短くなったり、
途中で目が覚めやすくなったりすることは珍しくありません。
例えば、
夜9時に眠って朝3時に目が覚めた場合、
すでに6時間眠っています。
それでも、
「途中で起きたから眠れていない」
と思い込んでしまう方も少なくありません。
年齢による変化を知ることで、
必要以上に不安にならずに済むこともあります。
睡眠時間より大切なもの|睡眠の質という考え方
睡眠時間は大切です。
しかし、
本当に見てほしいのは、
● 朝スッキリ起きられるか
● 日中に強い眠気がないか
● 疲れが取れているか
● 気持ちよく活動できるか
という部分です。
これらは、単純な睡眠時間だけでなく、
睡眠の質が影響している部分でもあります。
つまり、
「何時間寝たか」より、
「どのように眠れているか」
を見ることも大切なのです。
睡眠時間だけでは睡眠の質は分からない
同じ7時間睡眠でも、
快適な環境でぐっすり眠った7時間と、
暑さやムレで何度も寝返りを繰り返した7時間では、
朝の感覚が大きく変わります。
また、
途中で目が覚めていなくても、
眠りが浅い状態が続いていることもあります。
つまり、
睡眠時間だけを見ても、
本当の意味での睡眠の質は分からないのです。
眠りは、
睡眠時間だけで決まるものではありません。
寝室の温度や湿度、
寝具との相性なども影響しています。

平均睡眠時間は「ものさし」の一つ
平均睡眠時間は、
自分の眠りを見直すための良い参考になります。
ただし、
それに縛られすぎる必要はありません。
平均より短くても元気な方もいます。
平均より長くても疲れが残る方もいます。
大切なのは、
数字に合わせることではなく、
自分の体の声を知ることです。

まとめ
平均睡眠時間は、
眠りを考える上での一つの目安です。
しかし、それが全てではありません。
年齢によって眠りは変化し、
同じ年代でも個人差があります。
だからこそ、
「○時間寝なければダメ」
と考えるのではなく、
朝の体調や日中の過ごしやすさにも目を向けてみてください。
そしてもう一つ大切なのは、
睡眠時間を増やすことだけでなく、
睡眠の質にも目を向けることです。
眠りは、
時間と質の両方があって初めて成り立つもの。
だからこそ、
平均睡眠時間は参考にしながらも、
自分自身の眠り方や体調を見つめることが大切なのかもしれません。

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